東京市場の主要指標・9日――株、債券、円ともに下落

東京市場の主要指標・9日――株、債券、円ともに下落

(終値、円、国債利回りは16時現在)

▽円:22銭円安・ドル高の1ドル=102円18―21銭前後

▽日経平均株価:138円54銭安の1万3111円89銭

(東証一部売買高:18億3294万株、売買代金:2兆602億円)

▽長期国債先物6月物:5銭安の139円72銭

▽10年物国債291回4月債利回り(業者間):0.015%高い1.345%

▽海外円TIBOR3カ月物(全銀協公表値):0.00077高い0.83923%

▽円金利先物9月物(清算値):0.030安の99.265

 株式相場は続落。終盤下げ渋ったが取引時間中には、日経平均が1週間ぶりに1万3000円を割り込む場面があった。前日に下落した反動で、朝方は上昇して始まった。しかし、週末11日の株価指数オプション4月物の特別清算指数(SQ)算出や7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を前に買いが控えられる中、昼に大林組が業績見通しの下方修正を発表すると、企業業績への不安感が一気に高まった。海外の金融システムに対する警戒感が根強いほか、日本時間今晩の米株式相場の下げを警戒する声も増えた。主力株の売りが目立つ場面では株価指数先物が下落幅を拡大しており、先物主導の下げとの指摘が多かった。

 債券相場は小反落。10日に5年物国債(4月債)入札が予定されており、利益確定売りが優勢となった。半面、日経平均株価が下落したことが債券相場の下支え要因となり、後場中ごろには上昇する場面が見られた。日銀は政策委員会・金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決めた。市場の予想通りで相場への影響は限られた。

 円相場は反落した。海外市場で金利差を反映した円売り・ドル買いが出た流れを引き継いだほか、変動率の低下を背景に機関投資家などの円売りもあり、朝方は1ドル=103円台に向けて下値を探る場面があった。しかし、102円台後半では円相場の底堅さが意識され、円が買い戻された。G7を控えて円のこう着感が強まっている。〔NQN〕

  (4/9 16:42)

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東京株式市場・大引け

 東京株式市場では、日経平均株価は続落。米国市場でシカゴ日経平均先物がプラスだったことから、これにサヤ寄せする動きで始まった。ただ、徐々に上げ幅を縮小し、前引け前にはマイナスに転じ、後場に入ると先物主導で下げ幅を拡大した。一時は200円を超える下落幅となる場面もあったが、引け前には買い戻しなどで下げ幅を縮小した。

 SQ算出やG7などのイベントを控え、買い手控えムードが強いなか、スタンダード・アンド・プアーズの米住宅ローン保証会社4社の格下げや日銀副総裁人事の混乱、下方修正が相次ぐなど業績不安が売りを誘った。

 33業種中、31業種がマイナスとほぼ全面安。値下がりで特に目立ったのは建設だった。大林組<1802>が下方修正を発表しており、大手ゼネコンを中心に業績不安が再燃したようだ。

 そのほか、、S&Pによる米住宅ローン会社への格下げや日銀人事の混乱を受けて、信用不安の再燃しており、これを手がかりに銀行、その他金融、銀行、証券商品先物、保険といった金融・不動産関連が軟調だった。自動車、ハイテク、機械など輸出関連もさえない。DeNA<2432>、ミクシィ<2121>、ヤフー<4689>など時価総額の大きいネット関連株が軒並み下落。

 その半面、石炭価格の上昇を受けて、三井松島<1518>を中心とする鉱業が高く、水産・農林、空運、陸運、食料品などディフェンシブ関連が下げ渋った。(証券新報・木村)

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