西友、円高還元で値下げも――CEO表明、直輸入品を拡大
西友のエドワード・カレジェッスキー最高経営責任者(CEO)は18日、親会社の米ウォルマート・ストアーズが持つ世界的な商品調達網を本格活用し、農産物や食品などの直輸入品を拡大する方針を明らかにした。西友は同日の株主総会で、ウォルマートによる完全子会社化を決議。これを機に低コストの仕入れを急ぎ、業績回復を急ぐ。最近の円高で仕入れ値が下がれば、店頭価格引き下げで消費者に還元する考えも示した。
ウォルマートは2002年に西友に資本参加したが、07年12月期まで六期連続の最終赤字。カレジェッスキー氏は日本経済新聞記者に「直輸入品拡大に大きな商機がある」と強調。直輸入は一部生鮮品などに限られていたが、ウォルマートが70カ国に持つ調達網をテコに「イタリア産パスタ、中南米の農産物、豪州産ワインなどでも取り組みたい」と述べた。円高を受けて「米国産の豚肉などの仕入れ値が安くなりそうで、消費者に分かりやすく円高メリットを伝えたい」と、還元セールなどを検討する。
[3月19日/日本経済新聞 朝刊]
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