原発燃料、三菱重工が仏大手と生産 機器開発含め全面提携

原発燃料、三菱重工が仏大手と生産 機器開発含め全面提携

 三菱重工業は仏原子力大手のアレバと原子力発電所用燃料を共同生産する。アレバが燃料加工会社、三菱原子燃料(茨城県東海村)に約3割出資し、原発燃料関連の技術も供与する。両社は原発開発でも提携している。世界規模で原発建設が急増するなか、機器の開発から燃料供給まで一貫した提携関係を築き、東芝グループや日立製作所―米ゼネラル・エレクトリック(GE)連合に対抗する。

 三菱重工と三菱マテリアルが出資する三菱原子燃料が、アレバに対して第三者割当増資を実施する。また三菱マテが保有株式の一部を譲渡する。アレバの出資比率は株主総会で重要事項への拒否権を持つ33.4%を下回る水準にとどめる。現在は三菱マテが66%、三菱重工が34%出資しているが、アレバの資本参加に併せて、三菱重工が筆頭株主となる。

 三菱重工はアレバの米国燃料加工会社に出資することも検討する。

  [12月21日/日本経済新聞 朝刊]

コメントする