米、09年マイナス成長の可能性 FRB見通し
【ワシントン=大隅隆】米連邦準備理事会(FRB)は19日、最新の米経済見通しを公表した。金融危機の影響で景気が失速したと判断。2009年の実質経済成長率の見通しをマイナス0.2―プラス1.1%と大幅に下方修正した。深刻な景気後退(リセッション)とデフレ回避に向け、FRBは追加利下げも視野に入れる。欧州中央銀行(ECB)と協調利下げを実施する可能性も出てきた。
最新の経済見通しは10月末に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)でまとめた。景気は09年まで悪化し10年以降に徐々に回復するとしたのが特徴。08年の成長率は0.0―0.3%と前回予測から下方修正。景気後退に伴い失業率は09年には7.1―7.6%まで悪化するとした。米国のマイナス成長は国際通貨基金(IMF)や民間エコノミストが予測しているが、米金融当局が認めたのは初めて。
(11/20 14:22)
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