ソニーの今期純利益、59%減に下方修正 円高進行が収益圧迫

ソニーの今期純利益、59%減に下方修正 円高進行が収益圧迫

 ソニーは23日、2009年3月期の連結純利益(米国会計基準)が前期比59%減の1500億円になりそうだと発表した。従来予想は2400億円だった。円相場がドルとユーロに対して急激に上昇したことが収益を圧迫する。競争激化の影響で、液晶テレビやコンパクトデジタルカメラ、ビデオカメラは数量、価格ともに大きく落ち込み、採算が悪化した。

 売上高は従来予想を2000億円引き下げ、1%増の9兆円を見込む。円相場の上昇が響く。

 営業利益は58%減の2000億円と、従来予想を2700億円下回る見通し。金融部門では株式相場下落の影響で新株予約権付社債(転換社債=CB)などの評価損を計上。円高進行はゲーム部門とエレクトロニクス部門で1300億円の減益要因となる。下期の想定レートについては1ドル=約100円(従来予想は105円)、1ユーロ=約140円(同160円)と、円高に修正した。

 業績修正に関し、大根田伸行最高財務責任者(CFO)が17時30分から都内で会見を開く。〔NQN〕

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