東京市場の主要指標・21日 株5カ月ぶり安値、円と債券は反発

東京市場の主要指標・21日 株5カ月ぶり安値、円と債券は反発

(終値、円、国債利回りは16時現在)

▽円:1円43銭円高・ドル安の1ドル=108円69銭―72銭前後

▽日経平均株価:99円48銭安の1万2752円21銭

(東証一部売買高:15億7554万株、売買代金:1兆6430億円)

▽長期国債先物9月物:25銭高の138円3銭

▽10年物国債295回8月債利回り(業者間):0.030%低い1.410%

▽海外円TIBOR3カ月物(全銀協公表値):横ばい0.84385%

▽円金利先物09年3月物(清算値):0.010高の99.275

 日経平均は3日続落した。4月1日以来約5カ月ぶりの安値を付けた。米金融システム不安や国内外の景気に対する警戒感が根強く、銀行や保険、ハイテクや自動車といった主力株中心に下落した。円相場が一時1ドル=108円台に上昇したことやアジアの主要な株式相場の下落も相場全般の重しとなった。東証株価指数(TOPIX)も3日続落。

 円相場は反発。前日の海外市場で公的資金注入問題を背景に米住宅金融公社2社の株価が急落し、米金融不安がドルの重しになった流れを引き継いだ。21日付の英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙アジア版が「韓国や中国の政府系ファンドによるリーマンブラザーズへの出資交渉が決裂した」と報じたこともドル買いを手控えさせた。午後には13日以来、6営業日ぶりとなる1ドル=108円台に上昇した。

 債券相場は反発。先物中心限月の9月物は、この日の高値に並んで取引を終えた。終値が138円台に乗せたのは4月21日以来4カ月ぶり。前日の米国債相場の上昇を受けて、朝方から買いが先行した。ただ、138円台に上昇すると高値警戒感から利益確定売りも出て、上値が抑えられる場面も目立った。日中取引での値幅(高値と安値の差)は20銭と、8月1日(18銭)以来の狭さだった。〔NQN〕

  (8/21 16:51)

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