個人年金「定額」シフト 株価低迷、強まる安全志向
生命保険会社が取り扱う個人年金保険に異変が起こっている。年金額が運用次第で変わる変額年金の人気が一服し、契約時に金額が決まる定額年金の販売が好調だ。昨夏以降の株価の低迷で、リスクの高い変額年金が敬遠されている。食品、ガソリンなどの値上げや景気の減速に伴う将来不安により、お金をより安全に運用する傾向が個人に出ていることを反映しているといえそうだ。
生命保険協会によると、2007年度下期(07年10月―08年3月)の変額年金の販売額は約1兆5300億円で、同上期に比べて約28%減った。一方、定額年金は2兆3600億円と同12%の増加。この結果、個人年金に占める定額年金の割合は61%と3年ぶりの高水準となった。定額年金は4―6月も好調だったという。
[7月28日/日本経済新聞 朝刊]
(7/28 7:00)
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