電子部品など一部工場が操業停止 岩手県沿岸北部地震

電子部品など一部工場が操業停止 岩手県沿岸北部地震

 岩手県沿岸北部地震は企業活動にも影響を与えており、東北地方にある電子部品工場の一部が操業を停止した。大きな被害は出ておらず、多くの企業は点検作業を終えて操業を再開している。

 富士通でデジタル家電向けシステムLSI(大規模集積回路)を生産する富士通マイクロエレクトロニクスの岩手工場(岩手県金ケ崎町)は地震直後に操業を一時停止。「一部生産ラインに被害が出ているもよう」(富士通・広報IR室)だ。セイコーエプソンの子会社、エプソンアトミックス(青森県八戸市)では地震による停電で人工水晶を製造する炉が停止した。今のところ復旧の見通しは立っていない。

 トヨタ自動車の車両生産子会社、関東自動車工業の岩手工場(金ケ崎町)は地震直後に、生産ラインを緊急停止。避難の際に従業員1人が生産中の車両に額をぶつけて軽傷を負った。24日は通常通り6時30分から生産活動を開始した。食品メーカーでは日本水産の関係会社、ハチカン(八戸市)の岩手県久慈市の工場で敷地内で液状化現象が起き、修復にあたっている。

  (7/24 12:23)

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